いつかティファニーで朝食を、麻里子が嫌い?病気と結婚の結末は?

『いつかティファニーで朝食を』はタイトルの通り朝食が物語のメインです。

作者:マキヒロチ先生

「朝食女子」という言葉が生まれ、日本テレビ系でドラマ化もされています

アラサーのバリバリ働く、佐藤麻里子は、編集者の創太郎と7年同棲しています。
しかし、倉太郎のだらしない生活に腹を立てますが、お互いを大切にできていない事に気づきます。
長年付き合った倉太郎と別れることを決意し
朝ごはんを楽しむことが好きな麻里子は、
自らの朝食を見直し、自分のこれからを模索していきます

『いつかティファニーで朝食を』を読んでいると、色んなおいしそうな朝食が出てきて
お腹が空いてきます

朝食以外にも、アラサー女子の様々な悩みや、葛藤が描かれていて共感してしまう作品

今回は、メインの登場人物の麻里子について詳しくまとめてみました。

いつかティファニーで朝食を、麻里子が嫌われる理由は?

麻里子について調べていると嫌いと言う厳しい意見が少なくありませんでした。

私は、その理由として、麻里子は現代社会で働く女性のリアルな感じと、非現実的な部分があったからかもと思いました。

麻里子は、物語序盤で7年同棲した倉太郎と別れることを決めて実行しますが、30歳を目前に7年も同棲した男性と別れる事を決意するってなかなか出来ない事だと思います。
漫画の中でも、理想の相手なんか居ないのだから妥協も大事と諭されているシーンもありました。
私だったら別れる事が出来ても、距離を置いて別に暮らし始めた後、倉太郎に復縁の話をされた時に反省しているなら、またいい関係に戻れるかもと思い復縁してしまいそう、、、

私は自分の幸せを考えた行動をする事は大切だと思いますが、現状を変えるって難しく、なかなかできる事ではないと思います。

自分がしたいけど出来ないことをしている人を見ると、なんか嫌な気持ちになってしまう事ってありませんか、、、?
私のはただの嫉妬なんですが、麻里子が嫌われる理由は非現実的な部分があるのかもしれませんね。

いつかティファニーで朝食を、麻里子の病気は何?

麻里子は、病気の手術をきっかけに長年勤めたアパレルの会社を退社することを決意します。

その病名は子宮筋腫でした。
子宮筋腫は良性の腫瘍の筋腫ではありますが、やっぱり手術は怖いですよね。

麻里子は今後、妊娠出産を考えるなら手術をした方がいいと医者に勧められて、手術を決意

そして、自分の身体を大切にして来なかった事を反省し、仕事を辞めて、手術をして新たな人生を始める事を決めます。

30歳を超えたら身近に子宮筋腫があるって人は多いと思います。
とても身近な病気ですよね、、、

私は、この『いつかティファニーで朝食を』の登場人物が、自分の人生、好きな事、やりたいことを考えて、新しい事を始める為に仕事を辞めるのは理解出来ました。
もちろん私もそんな人生を歩みたいと考えています。

しかし、麻里子の他にもきみちゃんも、典子も次の仕事を決めずに辞めてしばらく無職で過ごす時間があって、すごいな〜と関心してしましました。

しかも、麻里子は会社を退職後、NYに典子に会いに旅行もしていましたしね。
ビビリの私には、無職の状態で海外旅行という散財をする度胸は無い、、、

典子の場合は、実家に戻ってすぐに働いていましたけどね。
しかし、典子もNYに留学することを決め、NYに行きます。

やっぱり、しっかり計画性を持って働いていたら、次の仕事決めて辞めなくても大丈夫なものなのかな?

自分の至らなさを突きつけられている気がして胸が痛いです、、、

いつかティファニーで朝食を、麻里子は結婚する?

麻里子は、最初付き合っていた倉太郎と別れた後、

会社に入社してきた、菅谷が気になります。

しかし、菅谷には彼女が居ましたので、どうにもならない気持ちを抱えていました。

そんな中、いつもの4人で台湾旅行で運命のような出会いをします。
偶然あった日本人男性(高浪さん)が、タクシーに置き忘れてしまったiPhoneを探すのを手伝ってくれるという、運命的な出会いをしました。
無事に、iPhoneを見つけることが出来た後、食事に誘われましたが、一緒に来ている友人との食事の約束があった為泣く泣く断ります。
もう会うことはないと思っていた高浪さんが同じ会社のデザイナーとして入社してきて、付き合い始めます。

しかし、高浪さんは端的に言えばメンヘラ男子、、、

最初こそウキウキした麻里子ですが、疲弊してしまい、別れます

社内恋愛の為、麻里子と高波さんはお付き合いを公にはしていませんでしたが、菅谷やきみちゃんにはバレていました。
そして、高波さんと付き合うことで麻里子がちょっとおかしくなったと思われていました。

高浪さんと別れて、しばらく麻里子は1人の時間を、菅谷への思いに振り回される事もありつつ、忙しく仕事をこなしながら過ごします。

麻里子は菅谷への思いをもどかしく感じて、菅谷を避けて過ごしていました。
避けて過ごした為、菅谷が仕事を辞めることを直前に知ることになります。
菅谷は会社を辞めた後、新しく友人と立ち上げたブランドで忙しく働いていました。

麻里子はちょうど仕事を辞めていて、手術後に一緒に働かないかと誘われて、再び一緒に働く事になります。

菅谷が彼女と別れていたことを知った麻里子は、2人で食事をしているときについに告白をします。

私はこの告白のシーンが好きでした。

話の流れで、押し付けるわけでもなく、麻里子が気持ちを伝える感じがとても好ましいなと思いました。

菅谷と付き合えるとは考えていなかった麻里子は、返事は要らないと今まで通りに仕事出来るように接して欲しいと伝えてしばらく時が流れます

私は、麻里子の思いを伝えて、長年の思いに区切りをつける勇気に拍手を送りたい気持ちになりました。
それと同時に、そんなに長く気持ちが続くことに羨ましいのと、いい意味であきらめの悪さがすごいなーとも感じました。

麻里子は菅谷に長年の思いを伝えはしましたが、万が一にも付き合うようなことは無いと思っていました。

麻里子から見た菅谷は、初めて会った日から一生、自分に興味を持ったりしない人だと思っていたから、、、

告白の後、仕事帰りに一緒に歩こうと誘われて、話して菅谷に付き合ってみないかと言われて、麻里子は長年の片思いが報われて幸せを感じました

最終話の麻里子が婚約者の実家に挨拶に行く話をしてました!!
麻里子は結婚することになったようです!!
お相手は、、、?

いつかティファニーで朝食を、結末は?

麻里子が長年の思いを伝え付き合うことになった、麻里子と菅谷でしたが、、、

麻里子と菅谷のお付き合いは上手くいかず、数ヶ月で別れて、仕事仲間に戻っていました。

その後麻里子は仕事で出会ったデザイナーの彼と付き合い、婚約もしており、両親との顔合わせの話しをしながら朝食を食べるシーンで終わりました

私は、最終話読んだ時、あれ?菅谷、雰囲気変わった?
と思ったらまさかの別人でした!!

典子もNYで恋した、市丸さんが日本に戻ってきて付き合っていたし、リサも栞も母親として幸せに過ごしているようでした。

みんなパートナーがいて、幸せでまーるく収まった感じでした。

私は、必ずしもパートナーがいる事だけが幸せと考えてはいませんが、パートナーがいて関係が良好でいる事が幸せであることは紛れもない幸せの形の一つだとは思います。

『いつかティファニーで朝食を』は朝食を通しての女子会のガールズトークのよさと
長年の友達が、環境が変わってもずっと仲良くいられるって本当に羨ましいなと思う話でした。

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