夫婦を題材にした漫画、
原作: 渡辺ペコ先生の『1122』【いいふうふ】
全7巻で完結しています。
プライムビデオで実写ドラマ化・2024/06/14~(全7話)世界独占配信で楽しみな作品です。
メインキャスト
いちこ・相原一子:高畑充希さん
おとやん・相原二也:岡田将生さん
と好きな俳優さんなので配信が近づいてきてワクワクしております。
ドラマ配信が近くなってきて新たに読み直してしまいました。
渡辺ペコ先生の『1122』【いいふうふ】は
夫婦生活のレス、公認不倫、モラハラ夫、ヤバイ思想の義母、
発達障害の子を持つ母の不倫、不妊治療、それぞれの人物描写が絶妙で、
いろいろと考えさせられる漫画でした。
すでに完結している漫画ではありますが、ドラマの展開も気になりますよね?
今回は、漫画の結末についてまとめてみました
1122(マンガ)の最後は復縁する?
1122の漫画の最後は、いちことおとやんが横並びに座りラーメンを食べているシーンで終わりました。
[これから始まる私たちの関係に]
[名前はまだない]
と言う言葉とともに
いちことおとやんは離婚はしましたが、
離婚後お互いに一緒にいたい、
一緒に生きていきたい相手であることを再認識して、
そのことをお互いに言葉で伝える事が出来ていました
私は、いちことおとやんのすれ違いがもどかしかったので、
やっと収まるべきところにおさまったとホッとしました。
おとやんの、夫婦や家族かどうかは重要ではないって言葉が良かったです。
私は、最後の二人は“復縁”かもしれないけど、もう一度結婚とか
そういう事ではなく終わったのが
『1122』らしかったのかなと思いました。
ドラマではどのように締めくくるのか楽しみです。
私は、結末は変えないと予想しております!!
1122【いいふうふ】最終巻ネタバレあらすじ
1122の最終巻は怒涛の展開でした。
事件がいっぱい!まさにジェットコースター
まず、おとやんと、不倫相手だった美月が会って和解する場面から始まり
お互いの家族の幸せを願い別れます。
おとやんといちこはこれからの夫婦、家族して一緒にいる上で、
子どもと一緒の未来を考え、不妊治療に取り組みます
しかし、不妊治療は上手くいきませんでした
いちこは自分が、夫婦でいる事が辛くなったと、おとやんに離婚を切り出します
おとやんも、しっかり考えて、衝動的に決めた事で無いならと、受け入れ数日後には離婚。
離婚後1ヶ月たった頃、いちこは連絡が取れなくなった母を尋ねて
実家で母の遺体を発見
葬式の喪主を務めるいちこを、おとやんとおとやんの家族はいちこを優しく支えてくれます
それから、さらに1ヶ月がたった頃、
2人の住んでいたマンションを内見に来た人が購入に乗り気のため、
いちこはおとやんに、売却が決まりそうと連絡
おとやんが、本当に売りたいのかと尋ね
いちこは本当は売りたくないと正直に答えます
いちこの気持ちを聞いたおとやんが、マンションに帰ってきます
いちこは、やっと自分の気持ちを正直に伝える事が出来て、
お互い、一緒に生きていきたいことを再認識して終わりを迎えます
ちなみに、最終巻でおとやんの元不倫相手の美月は、夫・志郎との関係を改善
いい夫婦関係になっていました。
最初の頃の志郎は、美月に子育て、家事すべてを押し付けて、制圧して
本当にモラハラ夫としか言いようがなかったのに!!
美月の不倫と、二人目の妊娠もあり
お互いに変わりたい、変わらなきゃと二人で変えたんだろうなとは思いますが
あそこまで変わるとは本当にビックリでした。
1122【いいふうふ】最終巻の感想
最初の頃の1122で、いちこはおとやんの事を“できた夫”と表現している所が多くありました
私は、おとやんは本当に“できた夫”だと思います。
まず、
・話を聞いて共感してくれる(言い訳しないしすぐに謝る)
・家事が出来る、妻がすることが当然と思っていない
・いちこの母の事も大事に考えてくれる
・弱った時に支えてくれる
その他にもありますがこの中でも、
・いちこの母の事も大事に考えてくれていた
私には、この部分がいちこにとって救いになった部分ではないかと思いました。
いちこは母親の事がキライなのでいい関係ではなかった為、連絡はおとやん経由
親子のいい思い出が無く、大切にされた記憶がないから
いちこが母親に優しくできなのは当然だと思います
会った時も、グチグチ文句ばっかりでいちこがキライと言う気持ちが私もよくわかりました
でも、母親なのに大事にできない自分がいい子供ではないといちこは感じていました。
そんな中、おとやんはいちこの気持ちを否定せずに、
親だから大事にするように押し付ける事もない
最終巻では“できた夫”と表現する部分はありませんでしたが、
おとやんのような“できた夫”はなかなかいないと思います!!
私は最終巻の、おとやんの“できた夫”ぶりが好きでした
そして、二人にとって夫婦生活のレスや解決していない課題がまだ出てくるのでしょうけど、
“一緒に生きていきたい相手であること”
そこだけはブレずにお互いを尊重して、
生活していくことを決めたのがよかったなと思いました。
私は『1122』を読んで、夫婦の関係って、様々で色々あっていいはずなのに
なんとなく、こうじゃないといけないみたいな見えない決まりと言うか
圧力が色んなところにあるよなぁと改めて気づかさせられたと思います
そして、自分で決めて、選んでいるはずなのに
選ばされている気がしてしまう事もあるかもしれないなぁとも
でも、そこも含めて何事も自分の決めたこととして、
気づいたときに軌道修正するぞ!!
と決心するキッカケとなる漫画でした。
1122の登場人物・相関図まとめはこちらの記事をご覧ください↓
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