漫画「にぶんのいち夫婦」は
漫画:黒沢明世先生 原作:夏川ゆきの先生で
妻の文視点、夫の和真視点、夫婦視点の3部構成の作品
小説をコミカライズした作品です。
漫画は全8巻で完結しています。
そして、ドラマにもなった人気の作品です。
原作者の方の夫婦の話は片側からだけじゃなく両側から見ていただきたいという気持ちからそれぞれの事情を書いたそうです。
夫婦という家族の物語です。
「にぶんのいち夫婦は」の中でさやかは、ザ・悪女として描かれていますよね?
その気になる登場人物、さやかについてまとめてみました。
にぶんのいち夫婦、さやかはどんな罪を犯した?
さやかの犯した罪は、文の夫・和真へ薬を盛っての関係を持ったように思わせて、文が怪しむように友達同士で集まったときは誘導しただけではありませんでした
和真に対しての妊娠したと嘘をつきお金を出すように詐欺、恐喝、脅迫。
その他にもさやかはふわふわ男子こと友人・香住の彼氏・健と共謀して他にも薬を使って美人局をして貴重品の窃盗をしていました。
樋口君の知り合いにも被害者がいました。
さやか、、、
ヤバいやつだと思っていたけど、犯した罪を並べてみると怖いです。
でもどうして友達にこんなことするんだろう。
まぁ、友達にじゃなくてもおかしいけど。。。その理由はこのあと
にぶんのいち夫婦、さやかが罪を犯した理由は?
さやかが漫画の中で罪を暴かれた時、
誰かの一番になれないと泣くさやかの姿は哀れ以外の何物でもありませんでした
え、さやか誰かの一番になりたくてそんなことしたの?
そんなことして、誰かの一番になれるわけないじゃん!!
と突っ込まずにはいられないぐらいに
さやかはただ愛されたかっただけかもしれないとも思いました
さやかは小さいころから母親に愛されずに育って、母親はお姉さんばかりをかわいがっていたとか。
香住の話ではそのお姉さんと文が似ていたらしく、
そしてお姉さんの彼氏に和真が似ていて、二人に執拗にこだわったと推測していました。
香住もさやかがしたことはどんな理由があっても許さないとハッキリ言っていました。
私もそれは罪を犯していい理由にはならない思います。
自分の幸せは自分が決めるもので、人に幸せにしてもらう物ではないと考えます
それに幸せそうな人から奪うことで幸せになれると本気で信じていたのだろうか?
だとしたらホラーだと思います。
さやかみたいな女本当に存在するのだろうか?
少なくとも私はあったことないから私の周りにはいないかな。
良かった。
二分の一夫婦、さやかの嘆願書は誰が書いた?
二分の一夫婦、さやかは減刑されてその後変わった?
漫画の最後に、執行猶予がついた事で嘆願書を出した文になんでなのかと詰め寄るさやかがいました。
その時にさやかは文が、母親からの手紙で嘆願書を出したことを知ります。
母親から愛されていなかったさやかは素直に信じられません
さやかの母親が寄り添いたいと言っていたので連絡するように言わます。
そして文に10年もの長い間ずっと好きだから友達だった事
ひどい目にあったが本当には嫌いなれないといわれるも、
文と話した後、さやかは大嫌いよと言い去っていきました。
文に背を向けたさやかは涙を流していました
さやかが今度こそ、お母さんとの関係を改善して
いつか本当に愛する人に出会うことを願うばかりです。
友達の縁は切れてしまったけど思い出は変わりません。
にぶんのいち夫婦は登場人物の心情描写が丁寧で、
私は苦しいところでは読み進むのが止まってしまう部分もありました。
最後にさやかが実家の前に立っているシーンもあり
改心できるかもしれないという希望が見えたのが良かったな
さやかも改心して、幸せをみつけられるといいなーと思いました。
漫画の最後では、さやかに振り回されて大変な時期を乗り越え、文と和真にも子どもが出来て幸せそうでした。
ハッピーエンドが好きな私は嬉しい限り。
機会があれば、ドラマも観て記事にしてみたいと思います。
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