夫婦を題材にした漫画、【原作】 渡辺ペコ『1122』(いいふうふ)
2024年夏にプライムビデオでドラマ化されるそうです。
1122はどうなったのか気になる登場人物がたくさん出てきますよね。
今回は1122の登場人物おとやんの不倫相手の柏木美月についてまとめてみました。
数年前に無料漫画で読んで、
続きが気になり完結まで待ち遠しく思いながらい買ったことを思い出して
調べてみたら映像化されるとのことで再度読み返してみました。
1122は夫婦関係のレス、公認不倫、モラハラ夫、人物描写が絶妙で、
何度読んでもいろいろと考えさせられる漫画です
※2024/1/23 に美月のキャストについて新しい情報がありましたので、追記もしております。
1122、美月が嫌われる理由は？
私が美月について調べてみた所、美月が嫌いという意見をたくさん見かけました
たしかに読んでいて美月には嫌われる理由は確かに色々あるかと思います。
でも、美月の行動には嫌われる要素がたくさんあるかと思いますが
置かれた状況には、美月の行動を肯定はしませんが
根っからの悪と思う事は出来ませんでした。
まず一つ目、美月はおとやんに妻がいるのがわかっていて不倫をしています。
そして、美月も既婚者で、小さい子どもがいます。
二つ目は、子どもがいるのに母親に子どもを預けて不倫相手を会っています
私は、これだけで美月が嫌われてしまう理由はあるかなと思います。
しかし、美月の夫は子どもの事、厄介なお義母さんの事全て美月に押し付けて、
当然と言い放ち痛いと言っても無理やり関係を持つモラハラ夫。
子どもは発達障害を持っていて、
家でも外でも息の詰まる生活の中で実家のお母さんに子どもを預けて
生け花教室に通っていた所、おとやんと出会い不倫関係になってしまいます。
私も不倫をしている事実だけ見ると、美月はひどい女だと思います。
ただ私は、そこに至る背景を知ると、
おとやんとの関係に癒しを求めてしまう気持ちはわかるなー。
人間臭いなーと思ってしまうところでした。
1122、美月が剣山で刺したのはなぜ？誰？
美月は夫・志郎に不倫がバレてしまいました
夫と関係を改善を考え夫の転勤についていくためにおとやと別れることを決めます。
美月とおとやんは、どちらも最後と決めてホテルで会い、別れ話をしますが、、、
その日はおとやんの誕生日
いちこちゃんが以前から色々と計画を立てているところを仕事でと
嘘をついてホテルで会うんですよねー。
夫が誕生日に妻ではなく不倫相手と会う事を考えるとモヤモヤします。
私は、いくら別れ話のためとはいえ、タイミングが悪すぎると思う、、、
そして、今日でお別れしなきゃと美月から告げたあと、
美月は最後に関係を迫りますが、
おとやんも最後と決めて話をするためにホテルに来ていたので、
こういうのやめようと関係を持つことは断り、夫婦の立て直しを美月に宣言します。
おとやんの宣言を聞いた美月は、剣山でおとやんの局部を刺してしまいます。
しかも、一度刺したあと、おとやんの顔を見て渾身の力でさらにねじ込んでいた、、、
それだけでなく、おとやんに
『私と別れても他のひととはしないで欲しいと』
呪いのような言葉を残し、おとやんはそのあとその言葉で苦しむことになるのです。
私は、美月の行動に恐ろしさを感じましたが、
人間追い詰められて余裕がないとそんな行動に出てしまうのかも、、、とも思いました。
漫画の話だけど、リアルでも似たような恐ろしい話って聞きますよね？
1122(いいふうふ)、美月とおとやんの関係の結末は？
美月とおとやんはホテルでの別れ話で関係を終わらせました。
おとやんは美月に剣山で刺されましたが、
ホテルマンの助けを得て、自分で病院へ
転んでたまたまそこに剣山があったことにしましたので、警察沙汰にはしていません。
私は警察沙汰にしなかったおとやんの行動は、本当に優しいし、
お互いにこれ以上苦しまないために必要な行動だったかもしれないけど、
なかなかできる事じゃないと思いました。
でも、美月は家に帰るように促されて帰りましたが、
気が気じゃなかっただろうと思います。
転勤で日本を離れる前に美月はおとやんを呼び出して、
『私と別れても他のひととはしないで欲しいと』と言った事を、
今はそんなこと思っていないよとおとやんに告げて完全に二人の関係は終わります。
私は、この美月とおとやんが不倫に逃げて
現実から目をそらしていたことに気づき
これからのことを考えて進むこのシーンが結構好きです。
してしまったことは変えられないから、これからどうするのかが大切ですよね。
1122(いいふうふ)、美月と志郎はどうなる？ラストは？
美月の夫・志郎は漫画の中でずっとモラハラ夫でした。
忙しいと話を聞かずに、子どもの事も家のことも全部押し付けて当たり前と言い放って、
私は本当にこの夫最悪！！と嫌いでした。
でも、美月が不倫している事に気づいても、
話し合いの際に美月に殴ってもいいよと言われても、
美月のことが好きだから殴らないと言うのです。
え、、、好きなのにモラハラしていたの？どうゆう事？と混乱しますよね。
私は、以前のまま変わらないなら、美月、離婚して！！逃げて！！って感じでしたが、
そのあと、志郎は変わろうとして、行動を変えていきます。
子どものひろの面倒を見たり、お義母さんが美月につらく当たるのを止めたり。
二人目の妊娠もあり、自分の子か信じられないところもあるのに、
妊娠中の美月を気遣い仕事をセーブしたり。
美月を気遣う言葉もかけられるように変わっていく志郎を見てうれしく思いました。
私は、夫婦の問題って難しいし、色んな事があると思うので離婚、終わり！！
じゃなくて再構築の希望が見えたのがこの漫画のすごーく好きなところです。
※ドラマの美月と夫の志郎についてキャストの発表がありましたの追記いたします。
柏木美月：西野七瀬さん
柏木志郎：高良健吾さん
息子・柏木ひろ：千葉惣二朗くん
1122の登場人物・相関図まとめ記事はこちらをご覧ください↓
いちことおとやんの結末もこちらから
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