『カモフラージュ夫婦』は小説投稿サイトの
『キャンディーみたいな……。』のコミカライズ漫画です。
今回は、『カモフラージュ夫婦』の気になる最終回のネタバレと原作・続編の情報もご紹介いたします。
不倫やその不倫を知り、復讐する妻の話はよくありますし
リアルでないからこそ、派手な復讐にスッキリしたりすることもありますよね?
私は『カモフラージュ夫婦』はちょっと違うと感じました
小説が原作と知りどうしても続きが気になり読み始めたら止まらなくなり
シリーズ物全部一気に読破してしまいました、、、
そしてこの作品は、人間の愚かさと、愛の深さを感じる作品だと感じました。
カモフラージュ夫婦の最終回のネタバレ
カモフラージュ夫婦の最終回のネタバレの前にあらすじから
苦労して一流企業に入社した愛子は、職場で誠一と出会って結婚。誠一の希望から寿退社をした愛子の新婚生活は順風満帆だった。愛する人を陰ながらサポートする生活も悪くない…そう思っていたのに――。結婚1年目、愛子は誠一の不倫を知ってしまう。はじめは帰宅が遅いぐらいだったが、徐々に大胆になる誠一の不倫。それを知りながらも、優しい夫である誠一に僅かな希望を持ってしまう愛子。いびつながらも平穏な日々を過ごしていた愛子は、さらに衝撃の事実を知ってしまい…! ――本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で掲載している「キャンディみたいな……。」のコミカライズです。
愛子が誠一の不倫を知っても、
誠一が好きな気持ちは変わらず自分の所に戻ってきてくれるかもしれない、、、
という淡い希望を持ちながら過ごす愛子の気持ちは苦しいだろうと
察するに余りがあり苦しくなるシーンがあります、、、が!
しかし、愛子は強かった!!
愛子は誠一が好きにな気持ち、誠一と一緒に居たい気持ちを大事に
でも、不倫を許せない気持ちも認めて、どっちも選べるように
弁護士さんに相談して、離婚となった際にバカを見ないように準備をしている所が
私は、賢い女性なんだなと感心せざるを得ませんでした
そうですよね!すぐに決めてしまったり
自分の気持ちをどちらかに絞る必要はないんです!!
そして、弁護士さんも親友の佐和子も不倫されたから即離婚!!
ではなく、愛子の気持ちが一番と寄り添ってくれるのが本当に素敵な場面でした
離婚はしっかりと準備をしていた、愛子の希望が通った形で成立
多くの不倫の物語はここで終わりですが
『カモフラージュ夫婦』はここからが本番です!!
離婚後、愛子は誠一の子を身ごもったことを隠したまま一人で出産!
するつもりが、誠一の母・明子に偶然しられてしまい
誠一には言わない約束で明子も出産に立ち会います
このまま明子との交流は続き
明子の策略で誠一と愛子は再会することになります
誠一は、結婚前からの恋人・安藤彩香と再婚することは無く
離婚後しばらくは付き合いが続いていましたが
そこに以前のような愛情はありませんでした
誠一は、愛子に対する彩香の言動に嫌な気持ちを感じます
そして、決定的な事があり二人は完全に別れる事になります
それから誠一は
愛子を思いながら一人で過ごしていたのです、、、
許されないことをしたことを自覚している誠一ですが
愛子のそばに居たい一心で再会した愛子にほぼほぼストーカーのような行動に!!
通報されてもしょうがないと思いながら付きまといます、、、
私は誠一のしたことは酷いし許せないと思いますが
間違えない人間はいないとも思うので
間違えを反省して、どうにか信頼を取り戻そうと行動する
誠一はすごいな、愛子ここまで思われていいなと羨ましく思ってしましました
そして、愛子の先を見て行動する力に脱帽でした
そして、最初の結婚の時の事は許せない気持ちがあるのは当然ですが
それよりも、誠一と一緒にこの先も過ごしたい
誠一が好きな自分の気持ちを認めて、
物語の最終回には
愛子と誠一は再婚
二人目の女の子も生まれて
以前の結婚生活とは全く違い
愛子が働くことをサポートして
家事も言われなくても率先してする誠一がいました!!
私は、物語の最初から結婚前からの裏切りという酷い不倫に対する復讐劇にしては
主人公の愛子が穏やかで人として大きいというか激しさを感じなかったのですが
この結末から納得でした
最初こそ、復讐劇のような始まりでしたが
『カモフラージュ夫婦』はヒューマンドラマだったんだなと
もちろん愛子の人生はまだまだ続きがあり、この後の話も小説であるので
漫画家もされないかな?と期待しております!!
カモフラージュ夫婦の原作の情報
『カモフラージュ夫婦』の原作の情報を紹介します
原作は小説投稿サイト「エブリスタ」で読めます
『カモフラージュ夫婦』はコミカライズのタイトルで
「キャンディーみたいな……。」のタイトルで投稿されています
原作作者:六葉 雅 先生
コミカライズ漫画家:上原 ひびき 先生
この作品はシリーズになっていて
続きがあります
「アイスみたいな…。」
「ビー玉みたいな…。」
と続きます。どちらも愛子が主人公で愛子の人生が描かれています
誠一の振り返り編
「砂糖菓子を君と~キャンディみたいな」では誠一目線での話があります。
どれもとても素敵なお話で読み始めたら止まらなくなってしまいます、、、
私は、愛子の愛情の深さと、自分の気持ち、相手の気持ちをしっかり考えて
行動できる、手段を目的化しない行動が本当に憧れます
以前読んだ「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」の内容を
実践しているな、、、と感じました
カモフラージュ夫婦、続編を紹介!
カモフラージュ夫婦の続編の2作品を紹介します!!
愛子の生涯が描かれていて、いつかドラマ化されないかなと思っています。
映画だと時間が短すぎてまとまらないかと!!
『カモフラージュ夫婦』の続編①
「アイスみたいな…。」は愛子と誠一の再婚後のお話
誠一に小さな疑念が湧くことはあるが、
誠一は理解があり家事、子育てにも協力的
二人目の愛美も生まれて幸せな生活を送っています
愛子は離婚前に働き始めた会社で働き続けていて店長に
新人教育も任されその新人の藤代拓巳は愛子にあこがれを、、、
私は、愛子がモテる事を知っている誠一がヤキモチを焼いている姿が
微笑ましくも、いい気味とか思ってしまう所でした
しかし、誠一にまたもや女の影?
誠一が好きだという会社の武田と武田に手を貸す柴田にハメられて
復縁夫婦に危機が訪れます、、、
しかし、誠一は愛子を大事にしたい気持ちしかありません
武田のありえない行動に、愛子は危機を迎えますが事なきを得て
愛子の恩情で武田まで救われる話、、、
『カモフラージュ夫婦』の続編②
「ビー玉みたいな…。」は誠一が亡くなった後の愛子の話
誠一は若くして亡くなっていて、その後12歳年下の藤代拓巳(ふじしろ たくみ)と再婚
藤代拓巳との子どもも生まれて幸せにくらしていました
高齢出産で産んだ、拓巳との子・秀一との時間を取るために店長を降りて
時短勤務で正社員として働き続けていました
拓巳は愛子が好きで他の女性は目に入らないのですが
12歳年上の奥様というのは世間からはそうは見えないのか
拓巳がモテる男だったからか、、、
愛子は拓巳に好意を寄せる若い女性社員「大山」に嫌がらせを受けますが
安藤彩香そして、武田を相手にした愛子にかなうわけもなく
周りからの助けを得て嫌がらせは失敗
愛子は60歳で定年退職
拓巳も定年後は二人でゆっくりした生活をと決めていた
拓巳の定年前、愛子が70歳の時に異変が、認知症に、、、
拓巳の事を「誠一さん」と呼ぶことが増えてきて
それでも拓巳は大好きな愛子といられることが幸せで一緒に居る
愛子は認知症の症状の、暴言、暴力、金銭への執着、子どもの顔がわからない
などが出る事はなく、愛子らしく生活
周りへの愛を伝えて
生涯を終えるまでの話
私は、愛子の退職後の認知症になってからの話は
涙が止まりませんでした
そして、拓巳の愛子大好きぶりが本当にすごくて
リアルに、こんな男性いるのかしら?
とも思いましたが、素敵な事には変わりなく
止まらなくなり一気に読み終えてしまいましたが、
とても幸せな気持ちになる作品でした
不倫、復讐して、新たな人生で幸せにで終わりではなく
新たな試練、乗り越える過程、人生の締めくくりまで描かれた
この作品は、自分に何か悩むようなことが起きたときに
指針の一つになる作品かもしれないと思いました
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