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ふれるかおるが完結、最終回のネタバレとあらすじと感想

『ふれるかおる』は優しい雰囲気の漫画で私の好きな漫画の一つ

ドロドロ系や、性格の悪いヤバイ人物が出てくる漫画も面白いですが

ちょっと疲れた時に『ふれるかおる』はオススメの漫画です

ただ、ほのぼのしているだけではなく

それぞれの登場人物が魅力的で、登場人物の苦悩は見えても闇は見えない感じが

疲れた時にもどんどん読んでしまう魅力があります

まだドラマ化はされていませんが、最近は完結後にドラマ化されることも多いので

きっとそのうちドラマ化されるではないかと思っている作品のひとつでもあります

ふれるかおるが完結・最終回はどうなるの?作品情報

『ふれるかおる』が完結しました。気になる最終回と作品情報もあわせて紹介します

作者:SHIHO 先生

全11巻で完結しています

電子雑誌「Love Jossie」に2016年3月の配信から連載されていた作品

2024年5月配信号で完結

紙のコミックスも販売されています

出版社は白泉社さん。私の子どもの頃から好きな作品はこの白泉社さんから出版の作品も多く

私の中では信頼と実績の出版社さんです。

最終回は読んだ事がある皆さまは大方予想はされているかと思いますが

九条くんと甘楽さんは結婚しますよ。

最終回後の、ボーナストラックの植物園のふたりのやり取りが

微笑ましく、素敵なハッピーエンドでした

ふれるかおるのネタバレと簡単なあらすじ・登場人物

『ふれるかおる』のネタバレを含みます簡単なあらすじの前に主な登場人物を紹介

◆甘楽ひなた(つづら ひなた)

昔から人に触るのも触られるのも苦手、人との距離を上手く測れず会社になじめず退社

祖父のしている実家の古本屋を継いだ

会社を辞めた後は大好きな本に囲まれてストレスフリーな生活

何かと気にしてくれる口では厳しいことを言うが優しい弟がいる

 

◆九条悟(くじょうさとる)

調香師・異常なほどの嗅覚があり匂いで色んな事がわかる

匂いで色んな事がわかってしまう事で幼いころは苦労もした

匂いに関連する記憶と感情をあまり感じないようにしてきた

背も高く・イケメン

 

『ふれるかおる』の物語の始まりは

ふたりは中学の時のクラスメイト

当時はほとんどしゃべったことのない二人

九条くんがたまたま借りっぱなしの本があることを思い出し

甘楽さんのいる古本屋に本を返しに行き

甘楽さんに「匂いをかがせてくれない?」

と九条くんがお願いするというなんとも奇妙な再会の仕方

それは、九条くんにとって甘楽さんが

「やたら甘い匂いがする女子」だったからだった

その時、「初恋の香り」を模索していた九条くんはヒントを得ようと

甘楽さんの匂いをかいで確認がしたかった

そんなちょっと変わった再会のふたりだが

二人はすぐに惹かれ会い付き合うことになる

付き合っているのに、両片思いのようなすれ違いもありつつお付き合いを進めていく2人

お互いの仕事の環境も変化が訪れ

九条くんの実の父親と思われる人との出会い

九条くんは動揺するも、何でもないように振る舞うが、

甘楽さんにはそれがもどかしく、でも自分が口を出していい事が悩む

その後、九条くんのプロポーズを受けるも

逃げてるように感じた甘楽さんは素直に喜べずに

二人は別れる事に、、、

その後ニューヨークで偶然の再会と事故

一度は別れるも広いニューヨークで2度目の偶然の再会

運命ともとれる再会で二人は復縁し

新たな道を進み始める、、、

ふれるかおるの感想

私の『ふれるかおる』読んだ感想としては

物語の最初の二人の付き合いたての距離の測り方が

もどかしくて、でも初々しくて読んでいてムズムズしちゃいました

九条くんが、クールな感じなのに、甘楽さんが好きで

独占したくて、でも嫌われたくないからそんなそぶりは見せないようにしたり

物わかりのいい彼氏を演じて、甘楽に会えないと機嫌が悪くなったり

甘楽さんは、継いだばかりの古書店の仕事を軌道に乗せるために

九条くんに会うと、ずっと一緒に居たくて

仕事の事が疎かにしてしまいそうな自分に気づき

しっかりしなきゃと会うのを週末だけにしたいと申し出たり

お互いが好きなのに、相手は自分の事を自分ほどは好きではないと思っている所が

すれ違っていてムズムズしちゃうポイントでした

話が進むにつれて、登場人物も増えて

九条くんの実の父親と思われる人物の登場で九条くんにまた変化が

私は、この九条くんの母親の死・本当の父親が物語の序盤から

所々で九条くんがずっと悩み苦しんできた事として

表現されてきたと感じたのですが

実際は、九条くんの家族はすべてわかったうえで

優しい世界で育っていたのが救いとなっていいなと感じました

何といっても、九条くんのお父様がカッコイイ、、、

愛した女性の私の息子だって

「私の息子でいてくれ」と言えるお父様の愛が素敵すぎる

『ふれるかおる』の世界は優しくて、全部は表現しない所が

私は好きなポイントでした

言わないとわからない事はもちろんありますが

言葉にしないでいた方がいい事も世の中あってもいいですよね

現実も、人の事はどんなに説明されても自分なりにしか

理解はできないし、全部をわかることは不可能なことですから

私は、九条くんのような特殊な才能を持った人の苦悩はわかりませんが

『ふれるかおる』はどんなに特殊な才能があっても

同じ人間なんだから、悩みの根源は変わらないのだろうと感じました

それと、甘楽さんが結構強くて

九条くんを一度振ってしまう所がカッコよかった

いくら好きな事とは言え、一人でお店をするような人物なのだから

当然なのかもしれませんが、甘楽さんの強さに関心をしてしまいました

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